バナーを活用!2023年ゴールデンウィーク商戦の傾向と対策 2023年もゴールデンウィークがいよいよやってきます。この10日間の長期連休は、多くの人々が旅行や外出を楽しむ絶好のチャンスとなり、旅行業界や飲食店など多くの企業ではこの期間を活用したマーケティング戦略が展開されています。一方で、行動制限が解除され、外出が増えると予想される今年は、ECサイトの利用率減少から売上が落ち込む可能性も考えられます。この記事では、ECサイトで売り上げを落とさないためにゴールデンウィーク商戦の傾向を知り、売り上げ維持の対策や使えるポップアップバナーのデザインについてご紹介していきます。 【2023】ゴールデンウィークはいつから? 毎年の大型連休となるゴールデンウィーク。2023年のゴールデンウィークは、4月29日(土)の昭和の日から始まり、平日を2日挟んで5月3日(水)憲法記念日、5月4日(木)みどりの日、5月5日(金)こどもの日まで、最大9日間です。この期間は、日本国内では一般的に長期の連休となります。消費者にとって嬉しい連休ですが、ECサイトにとっては外出する人が増加する分、普段よりもネット通販が利用されない期間であることから売上が落ち込む可能性があることも留意しておかなければなりません。売り上げを維持するための施策を行っておきたい所です。 2023年ゴールデンウィークの行動傾向 2023年のゴールデンウィークには、消費者にどのような行動傾向が見られるのでしょうか。参考として、世界最大級の宿泊予約サイト、ブッキング・ドットコムが2023年4月18日に発表した「ゴールデンウィークの旅に関する意識調査(20代~60代 計500名対象)」をご紹介します。 旅行に出かけたいと考える人は約半数 調査内、”有給休暇の取得予定”についての質問では、今年のゴールデンウィークでは5人に1人が2日間の平日に有給休暇で9連休を取得すると回答。また、”今年のゴールデンウィークは旅行に出かけたいですか?”という質問では、全体の48.0%が「旅に出かけたいと思う」と答えています。新型コロナ感染症による2020年の外出自粛から、2023年は行動規制はほぼ解除。旅行に出かけたいと考えている人が多い傾向にあることが分かります。 ゴールデンウィークで”旅行に行く予定がない人”の行動傾向 一方で”旅行に行く予定がない人”の行動傾向はどのようになっているのでしょうか。「ゴールデンウィークに旅行に行く予定はない」と答えた人に対する過ごし方の質問について、結果は以下のようになっています。 出典:Booking.com「ゴールデンウィークの旅に関する意識調査」 調査結果では、「自宅で過ごす」と答えた人は64.5%で、次いで多かったのは「日帰りで遠出(24.6%)」「グルメを楽しむ(21.1%)」、それ以降もほぼ外出をする予定と答えています。このデータから一定数は自宅で過ごし、ECサイトを介したネット通販を利用する機会があることも考えらますが、ゴールデンウィークでは全体的に外出傾向が強いことが見て取れます。外出自粛期間だった2020~2021年と比較し、2023年のゴールデンウィークは規制解除により”外出増=ECサイト利用者減=売上減”という傾向がひとつの可能性として考えられます。 【2023】ゴールデンウィークにECサイトで可能な売り上げ維持対策 外出自粛期間は例外として、大型連休となるゴールデンウィークは売り上げが落ち込む傾向にあると言われています。規制が解除された2023年は例年の傾向に戻ることが考えられるため、ECサイトでできる売上の維持対策を考えたい所です。GW期間中に売上減の少ないサイト運営をするためにできることを以下にご紹介します。 メールリストやSNSを使った各種キャンペーンの実施 購買率の低下が予想されるゴールデンウィークでは、すでに構築しているメールリスト、またはSNSを活用してキャンペーンの告知を行うのが一つの対策になります。例えばゴールデンウィーク限定の割引キャンペーンやポイント加算プログラムなどをこれらを使って告知することで、閑散とするゴールデンウィークの集客に役立てる事ができます。ゴールデンウィーク期間こそお得に商品購入ができる事をアピールしましょう。 アメニティや特典などを進呈する 前項と同じく、ゴールデンウィーク期間は通常よりもユーザーにとってお得に購入できるメリットがあることを告知するのが得策です。このことから、普段の商品購入では手に入らないアメニティや特典を付与することもひとつの対策となりそうです。それほど高価でなくとも、感謝を込めて顧客に喜ばれるグッズ等をゴールデンウィーク特典として進呈することで、通常購入よりもお得な商品購入ができることをアピールしましょう。 受付・営業時間の延長 もし運営するECサイトがゴールデンウィーク期間に休業日を設けるのであれば、訪問ユーザーに休業期間が分かりやすいようにポップアップバナーで告知しましょう。また業種にもよりますが、受付時間帯や営業時間を設けているサイトであれば、日中の集客はあまり期待できないという可能性を考慮し、時間帯の変更や延長を検討してみましょう。 ポップアップバナーでキャンペーン告知・販売促進 ECサイト上でポップアップバナーを活用することで、各種キャンペーンやポイントプログラム、プレゼント企画や営業時間の変更をすべての訪問ユーザーに告知することができます。アイキャッチなデザインのポップアップや、クーポンルーレットなどのゲーミフィケーションポップアップを表示することでユーザーエンゲージメント率も増加し、ポップアップをゴールデンウィークの売上維持の一助とすることが可能です。 関連記事 「ポップアップバナー」とは?導入のメリット・種類・活用事例をチェック ポップアップバナーを効果的に活用するには表示する内容とタイミング、そしてデザインが大切。種類や活用事例を知り、コンバージョン率向上に役立てましょう。 Promolayer.io ゴールデンウィークで使えるバナーデザイン6選 ゴールデンウィークのマーケティング施策は、業種や取り扱う商品・サービスによってさまざまです。ここでは一般的なECサイトをモデルに、ゴールデンウィーク期間に使えるバナーデザインの例をご紹介します。 バナーはモバイルフレンドリーが必須 インターネットアクセスに関するあらゆる調査では、現在のインターネットアクセスの約半数がモバイル経由というリサーチ結果が見られます。特に外出している人が多いゴールデンウィークは、スマホなどを利用して商品検索またはECサイトにアクセスすることも考えられます。ECサイトはモバイルフレンドリーを意識し、またポップアップバナーもモバイルでデザインが崩れることなく正確に表示できるツールを選択しましょう。 ゴールデンウィークの離脱防止バナー ゴールデンウィーク期間に離脱防止ポップアップを設置する際は、期間限定の割引キャンペーンをアピールする等、ユーザーにとってプラスアルファの利点があることを告知するのが有効でしょう。通常購入時によりもお得に商品購入ができることをお知らせしてユーザー離脱を防止し、ゴールデンウィーク期間の売上を維持しましょう。 ゴールデンウィークのクーポンルーレット つい回して遊びたくなってしまうクーポンルーレットは、通常のポップアップのCV率1~5%程度と比較して、10%以上のCV率が見込めるポップアップです。このようなポップアップのゲーミフィケーション効果は、世界でもその効果が認められています。ゴールデンウィーク期間に遊べるクーポンルーレットを活用して、エンゲージメント率向上とメールリスト構築を狙いましょう。 関連記事 ”ゲーミフィケーション効果”で成果が上がる!「クーポンルーレット」8つの活用事例をご紹介! 世界中で成果が確認されているゲーミフィケーション効果でコンバージョン率向上! Promolayer.io ゴールデンウィーク各種クーポンの進呈 ゴールデンウィーク期間ならではのキャンペーン実施は、コンバージョンを落とさないための対策になります。例えば期間中にメールアドレスを登録でディスカウントクーポンが入手できるキャンペーンであれば、販売促進と同時にメールリスト構築も同時に行うことができ、リード獲得にも繋がります。カウントダウンタイマーも設置して、お得なキャンペーンを逃したくないという心理(FOMO)を誘発しましょう。 ゴールデンウィーク前後を狙ったキャンペーン 売上が落ち込む傾向があるゴールデンウィークですが、その直前や直後にキャンペーンを実施するのも一つの施策になります。ゴールデンウィーク前であればアウトドア商品やレジャーグッズ等のクロスセルなども可能でしょう。ただし、ゴールデンウィーク後は期間中の出費で買い控えるユーザーも多いと考えられるため、価格帯の低い商品などを中心にキャンペーンを行うのが得策です。 GW期間の営業時間・休業日のお知らせ 実店舗を伴うECサイト、または業種によってはゴールデンウィーク期間中に休業または営業時間の変更を行う場合は、フルスクリーンポップアップを活用して訪問者全員にこれらの変更を告知できればより親切と言えます。分かりやすい文言と顧客への言葉を添えて、アイキャッチなポップアップを準備しておきましょう。 関連記事 バナー素材サイトおすすめ43選(フリー・有料)初心者からプロまで使える! ポップアップバナー作成で悩ましい素材集め。Promolayerおすすめの使えるバナー素材(フリー・有料)を一挙にご紹介します! Promolayer.io ゴールデンウィーク期間にバナーを活用! 多くの人にとって、待ちに待った年間の大型連休であるゴールデンウィーク。2023年のゴールデンウィークは旅行や日帰りで遠出など、外出の規制解除で外出したいと考える人が多い傾向にあるようです。一般的に売り上げが落ち込むと言われているゴールデンウィークですから、ECサイトではゴールデンウィーク期間ならではのキャンペーンを実施して集客やコンバージョンを維持したいところです。それぞれの施策に合ったポップアップバナーを作成し、GW期間中のWeb接客とキャンペーン告知に役立てみてはいかがでしょうか。